大阪大学
トランスファラブルスキル講座
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ACTIVITY REPORTS

活動報告

2022年8月26日(金) 公開

キャリア形成支援
トランスファラブルスキル講座
@吹田キャンパス・オンライン 開催報告

2022年8月26日(金)
担当教員
  • 大谷 洋介(COデザインセンター)
  • 小川歩人(国際共創大学院学位プログラム推進機構)

はじめに

「社会と知の統合」を実現するイノベーション博士人材フェローシップでは、フェロー生のキャリア形成支援を目的としてさまざまな活動をおこなっています。
今回、アカデミアを含めた多様な業界の特徴やニーズを理解し、自身のキャリア選択をおこなっていくためのステップとして、
2022年8月26日(金)に株式会社イノベーターズ・キャリア・サポート(ICaS)代表取締役 松尾誠二氏に講師を依頼し、トランスファラブルスキル講座を実施しました。

内容

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トランスファラブルスキル講座では、博士課程に共通のスキルとしていかなるフィールドにおいても役立つトランスファラブルスキルについてワークショップを交えながら、その意義を概観していきました。

「目的達成志向」、「目標設定」、「論理的思考」、「主体性」、「コミュニケーション」、「ネットワーク」、「知的好奇心」、「リーダーシップ」といった研究活動のなかで培われるスキルは、狭義の研究活動を超え、さまざまな場所で評価されます。
ワークショップでは、研究をおこなう際のマネジメントの具体的な場面や、企業の研究部長のロールプレイをおこない、問題点や改善可能性、潜在的ニーズを考えつつ、求められるトランスファラブルスキルが何なのかを検討していきました。

講座に参加した学生からは
「今まで意識していなかったがとても重要なスキルに関して知ることができた」
「グループワークにより、色んな人の視点を知ることができ、新たな刺激になった」
「企業や上司側の視点で、わたしたちに求められるスキルを考えることが普段はあまりおこなわないことで重要だと感じた」
といった声が聞かれました。

講座では異なる専門をもった参加者が互いに自己紹介をすることからはじまりましたが、最初はおずおずとしゃべりはじめる様子でしたが、次第に活発な議論が交わされるようになり、最終的には改めてグループ活動が刺激になったという意見がみられました。

まとめ

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今回は対面/オンライン混合のセミナーでしたが、社会と知の統合フェローシップでは、多様なバックグラウンドをもつ参加者の交流の機会としても有意義なキャリアイベントを今後も続けていく予定です。


2022年 今後の予定
・10月~11月 キャリアに関する個人面談
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