大阪大学
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共創イノベーションセミナー

2017年11月21日(火) 公開

COデザインセンター共創イノベーションセミナーシリーズ
大学における科学コミュニケーション教育と高度汎用力

2017年11月20日(月)、14時より、大阪大学豊中キャンパス 全学教育推進機構 サイエンスコモンズ サイエンス・スタジオAにて、COデザインセンター共創イノベーションシリーズ「大学における科学コミュニケーション教育と高度汎用力」を開催しました。
(主催:大阪大学COデザインセンター、共催:公共圏における科学技術・教育研究拠点(STiPS))
話題提供者も含めて、11人が参加し議論を交わしました。

本セミナーでは、来日中のProf Sue StocklmayerとProf Mike Goreの両氏をお迎えしました。
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お二人は、豪州の大学における科学コミュニケーション教育・研究・実践の中心的拠点であるAustralian National Centre for the Public Awareness of Science(豪州国立大学)の活動を長くにわたって牽引されてきました。
今回のセミナーを通じて、同センターで行われてきた科学コミュニケーションの教育や実践についての経験を参加者と共有して頂きました。
また、主に大学院レベルでの科学コミュニケーション教育プログラムで学んだ学生が、プログラム修了後、社会の様々なセクターで活躍している様子についてのお話もありました。

休憩を挟んで、次は、COデザインセンターの教員三名から、各々が中心的に取り組んでいる高度汎用力教育プログラムついての紹介がありました。

山崎吾郎准教授からは、超域イノベーション博士課程プログラムで取り組んでいるPBL型授業について。
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上須道徳特任准教授からは、サステイナビリティ・サイエンス教育プログラムについて。
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渡邉浩崇特任准教授からは、副専攻プログラム・高度副プログラム「公共圏における科学技術政策」について。
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それぞれ、教育プログラムの内容や、学内・学外連携の形態などを含めて、情報共有して頂きました。

話題提供の後は、ディスカッションの時間となりました。
高度汎用力教育プログラムの在り方やプログラム開発を行う上での課題や解決策について議論しました。
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教育プログラムに対して大学がどのような単位・修了証・学位を与えるべきかという問いや、学内の教員との連携を進める上での難しさについて、また、プログラムに入る学生の動機や、修了後のキャリアパスについて、多様な角度から情報共有・議論が行われました。

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