大阪大学COデザインセンター×ナレッジキャピタル
対話で創るこれからの「大学」
超学校シリーズ "とらえなおす" 第2回 あたりまえを疑って本質に迫る
対話で創るこれからの「大学」
ナレッジキャピタル超学校~対話で創るこれからの「大学」~
2017年度のシリーズでは、"とらえなおす"をテーマに「COデザインセンターの教員×社会の中で新しい価値を創り出している実践者」の対談をお送りします。
「捨てる人と使う人を"つなぐ"こと」と、自らの仕事を定義しなおした産業廃棄物処分業を営む株式会社ナカダイの中台澄之さん。
「そもそもゴミってなんだろう?」とあたりまえだと思ってきた世界観を疑うところから今の会社の理念がうまれたのだそうです。
中台さんと対談するのは、大阪大学の山崎吾郎さん。文化人類学の研究を行う一方で、「課題を独自の視点で再定義する力」を育むことを目指して日々多様な分野の博士課程の学生たちを指導しています。
既存の価値を再定義するとは? 物事を適切にとらえなおすことができる人材とは? お二人と一緒に考えます。
講師(対談する人):
中台 澄之(ビジネスアーティスト/株式会社ナカダイ 常務取締役/モノ:ファクトリー 代表)
山崎 吾郎(大阪大学COデザインセンター 准教授)
コーディネーター(聞き手):
八木 絵香(大阪大学COデザインセンター 准教授)
お申し込みはこちらから。
*事前申し込みの受付は、8月16日(水)を予定しております。
開催概要
- 日時:2017年8月30日(水)19:00から20:30(受付開始 18:30)
- 会場:カフェラボ(グランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル1F)
- ドリンク代:500円
- *会場の関係から、入場するにあたり1ドリンクを注文していただくことになります。
- 対象:高校生以上
- 定員:50名
- 申し込み:ナレッジキャピタルのHPから必要情報を入力してください(*先着順です。)
- 主催:一般社団法人ナレッジキャピタル、株式会社KMO、大阪大学COデザインセンター
- 共催:公共圏における科学技術・教育研究拠点(STiPS)
- お問合せ先:大阪大学COデザインセンター(お問い合わせフォーム)
講師プロフィール
中台 澄之
ビジネスアーティスト/株式会社ナカダイ 常務取締役/モノ:ファクトリー 代表
東京理科大学理学部数学科卒業後、証券会社を経て、1999年に産業廃棄処分業「ナカダイ」入社。「発想はモノから生まれる」をコンセプトに、400種類を超えるマテリアルを常時展示・販売する「モノ:ファクトリー」を創設。企業研修、廃棄物に関する総合的なコンサルティング業務や、廃棄物を使ったイベントの企画・運営を手がける。著書に『「想い」と「アイデア」で世界を変える ゴミを宝に変えるすごい仕組み 株式会社ナカダイの挑戦』(SBクリエイティブ)など。
山崎 吾郎
大阪大学COデザインセンター 准教授
大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(人間科学)。日本学術振興会特別研究員、大阪大学未来戦略機構(第一部門)特任助教、COデザインセンター特任准教授を経て、2017年5月より現職。専門は文化人類学。2012年より博士課程教育リーディングプログラム(オールラウンド型)超域イノベーション博士課程プログラムに関わる。著書に『臓器移植の人類学-身体の贈与と情動の経済』(世界思想社 、2015年)ほか。